CWN2013年の集い
放射能問題と向き合って問われたこと
・・・夫として、父親として、牧師として
キリスト教世界観ネットワーク、第9回目の集いです。
今年、第9回目の集いには、昨年11月に出版された「
若井牧師談「放射能の影響が及んだのは福島県だけではありません。福島第一原発から200キロ離れた岩手県南部にも放射能混じりの雨が降り、この地域も放射能によって汚染されることになりました。その事実と向き合いながら自分なりに悩み、考え、人と交わり、行動し、学んできました。特にその経験を通して神様から何を問われ、どのように支えられてきたのか、お分かちできる機会が与えられ感謝しています。そのことを通して今後の私たちが何を目指すべきなのか、どのような方向に歩んでいくことを神様が望んでおられるのか、ともに考える機会となれば幸いです。」
場所:お茶の水クリスチャンセンター9階(JRお茶の水駅より徒歩3分)
東京都千代田区神田駿河台2−1
Tel:03−3296−1001
地図:http://ochanomizu.cc/hp-2010map.php
日時:3月16日(土曜) 1時30分ー4時まで
内容:約45分の講演。その後は互いの近況報告。
費用:無料、席上の自由献金あり
講演題:「放射能問題と向き合って問われたこと
・・・夫として、父親として、牧師として」
講師プロフィール:若井 和生(わかい・かずお)牧師
岩手県の水沢聖書バプテスト教会牧師。2011年3月より「3.11いわて教会ネットワーク」の一員として被災地支援の働きを続ける。昨年11月にいのちのことば社よりブックレット『目に見えない放射能と向き合って』を出版。牧師として、夫として、父親として放射能問題と向き合ってきた経験を紹介する。「放射線被曝から子どもを守る会・いわて」会員。妻、六歳の息子、義母との四人家族。
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コメント
質問があってコメント欄にかくことにいたします
神に従って生きる、神のいうことにのみききしたがう
という状態についておききしたくおもいます
それは、こうすべき、と頭のなかにきこえる声に従うことでしょうか、また、こうすべき、というインスピレーションに従うことでしょうか
真剣に答えを探しています
ご教授いただければ幸いです
投稿: sae | 2013/09/26 21:38
質問ありがとうございます。応答が遅れましてすみません。
私なりの考えを申し上げます。
神様は私たちのこころに良心を与えて下さいました。良心は、神様の御心をある程度反映していますので、良心に従うことで、ある程度、神様に従うということができるかもしれません。
ただ、良心に加えて、より明確に神様の御心を人間に明らかに示すために、聖書というものを下さいました。人間の良心や内なる声、あるいはインスピレーションは誤ることが多いからです。
聖書には、十戒など、様々な教えや命令が書かれています。そこを貫いているのは、愛と正義です。そのような客観的な原則は大切な基準となります。ただ、それはあくまでも原則であって、日常生活にどう適用するのはどうしたらよいかは、自分で考えて生きることが求められています。
神様は、私たちに知性と判断力、創造性と良心を与えてくださり、神様が与えてくださった原則に従って、自由に創造的に判断し生きることを喜んでくださいます。
ただ、一個人が聖書を読んで判断するということにも限界があります。聖書を神の言葉と信じて神に従おうとする人々との交流のなかで、自分の判断が矯正されたり、また生き方がはげまされたりします。人間というものは一人で生きるようには造られていないからです。
以下、「わが故郷、天にあらず」からの文章を引用しました。参考にしてください。
多少でもお役にたてればよいのですが。
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このような状況の時、どのように決断すべきかを導いてくれるキリスト教的な決まりというものがあるのだろうか? . . . 私はそのような決まりがあるとは思わない。一番良い道を判断するためには、神が与えてくださるあらゆる知恵を駆使して、祈りつつ取り組むしかない。それでも保証はないのだ。
私達が人生というダンスをする時、床にステップが描かれているわけではない。人生は、次にどこに足を置くのかが事前に分かるようなものではない。耳に聞こえて来るリズムに一番あうステップがどれなのか、自分で判断するしかないのだ。
投稿: シマサキ | 2013/09/28 12:53
真剣なお応えありがとうございました
投稿: sae | 2013/10/03 04:16